May's cafe
2011-05-11T15:28:45+09:00
4halfmoonbay
毎日の想いをあなたに
Excite Blog
ふたつき
http://mayscafe.exblog.jp/16313789/
2011-05-11T15:28:05+09:00
2011-05-11T15:28:45+09:00
2011-05-11T15:28:45+09:00
4halfmoonbay
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2:46
震災からふたつきが経った
世界が変わってしまってから
二ヶ月
ラジオでキセキを聞きながら
手を組んで祈った
ずっと何ができるんだろう
と思い悩んで
義援金以外のお手伝いも
あまりできていない
行動力のある
素敵な友達は
被災地に
自転車を届けてきたという
自分といえば
子供を守るのに
きゅうきゅうとして
とじこもって
まるで引っ越しのできない
やどかりみたいだ
痛んだ心ばかりが
大きくなっていく
シャンティという団体は
大災害の後すぐに
物資をトラックに積んで
避難所を回って
聞き取り調査をして
必要なものを必要なだけ
置いてくるという
ボランティアを続けた
刻々と変わる
被災地のニーズ
人それぞれが違うように
必要なものも違う
それを心に置いて
何ができるだろうか
すぐには何も
できなかったけれど
きっと私の微力でも
何かできることがある
長い目でみて
そう信じて
忘れずに
やっていこうと思う
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祈り
http://mayscafe.exblog.jp/16178624/
2011-04-12T06:34:00+09:00
2011-05-05T16:08:28+09:00
2011-04-12T06:35:04+09:00
4halfmoonbay
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東日本大震災から
一ヶ月経った昨日
八幡様で宗派を超えた
祈りの会があった
神道のおごそかな
式がはじまると
観衆も頭をさげて
一緒に祈る
念がこもったように
人々の周りがきゅっと熱くなった
禅宗の儀式では
木魚の音と
御坊さま方の唱和が
ここちよく
心が癒されて
無になってゆく気がする
キリスト教の牧師様の
お話が心に染みる
震災でお亡くなりになった方
大変な思いをされている被災地の方
そして原発事故で身体を張って
作業をされている方
誰も責めないで
力をあわせていこうと
たんたんと
慈愛に満ちたその声に
小石を落とした
水面のように
はなをすすったり
目頭を押さえる人々が増えていく
私も胸がつまって
頬を涙が伝う
あれ以来ずっと
心に重たいものがのしかかって
それは軽くはならないけれど
少し救われた気がする
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卒業式
http://mayscafe.exblog.jp/16076710/
2011-03-20T06:04:00+09:00
2011-04-15T17:03:22+09:00
2011-03-20T06:04:55+09:00
4halfmoonbay
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未曾有の大災害が
東北と関東で起こったのは
上の娘のお別れコンサートが
終わって家に戻ったときだった
下の娘がトイレに入っているとき
子供部屋のドアががたがた揺れている
おかしいな、姉はまだ学校なのに
おばけ!?と莫迦なことを考えた
違う!これは地震だ!と
それも今まで起こったことのない揺れだ!と
そう気がついたのは
一分くらい経ってからのことだ
それからすぐの停電
学校に引き返して姉を引き取る
大津波が来る、という予報があった、と
誰かが言っていたけど、
この時点では、まさか!と思っていた
ここは大丈夫よ、と近所のおばあちゃま
万一の時は一緒に逃げようと
近隣一帯で声を掛け合う
そうして電気が戻ってきてみて
あまりの大惨事に涙が出た
堤防を超えて人家や車を飲み込み
黒く押し寄せてくる大津波
千葉の沿岸では石油コンビナートが
火を吹いて燃えている
母とは連絡が取れない
メールに返事がこない
一晩あけてやっと実家の何軒か先の友達から
母は無事だと連絡がきた
ダディーは動き始めた電車にのって
朝帰宅してそのまま寝てしまった
友達からは歩いて自宅まで帰った、と
メールが入って来た
そのあとつづく原発への心配
乾電池や保存食品の買い占め
大学は春休みということもあって閉めてしまった
我が家にはイギリス人の同僚が避難してきた
彼女はニュージーランドにおじいさんがいる
地震につぐ地震でかなりまいっていた
計画停電は確かに不便だけど
避難所の寒さに比べたら何でもない
下の娘の誕生日にはケーキ屋さんは
開かなかったので自分で焼いた
チョコレートはバレンタインのときの
ハーシーズを集めて溶かした
ちょうど輪番停電の電気が止まる
十分前に焼き上がった、ほっ
そのガドーショコラに非常用の蝋燭をたてて
妹の8歳の誕生日をみんなで祝う
同じ日に卒業式用に頼んでおいた
紺のスリップオンの靴が届く
配達してくれたのは地震の日も
サガワです、と配送をやめなかった担当の方だ
おかげで卒業式に新しい靴がはけます
と心の底からお礼を言った
卒業式もちょうど計画停電の最中だった
でも快晴だったので体育館の中は充分に明るい
みなが胸を張って入場行進してきたときは
目頭があつくなった
5年生の楽器の演奏や歌に送られた
マイクもなにも使われない式
とても厳粛で神聖な気がした
みんな堂々としていた
この大災害は12歳の胸に
どんな風に刻まれたのだろう
これから日本を立て直して行くのは
彼らの世代になる
開かれるのかも危ぶまれた卒業式
一つの節目に立ち会えた幸せを思う
卒業おめでとう
それぞれの道をしっかり歩んでいってください
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青春18切符の行方
http://mayscafe.exblog.jp/16021032/
2011-03-07T12:41:00+09:00
2011-03-20T06:03:37+09:00
2011-03-07T12:42:14+09:00
4halfmoonbay
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青春18切符の旅をするよ、と
子供達に伝えたのは11月の末。
ええっ、それって何?彼女達は興味しんしん。
コンセプトはこうだ。
とことこ走る各駅電車の中で
ひたすら勉強して
到着駅で泊まって
観光する旅行を続ける。
受験勉強に冬休みを費やすには
一教科では煮詰まるだろう。
だから勉強しながら
旅行もしちゃおう、というアイディア。
どこに行くかは言わない。
ちゃんと勉強しないと帰っちゃうもんね。
まず、一日目は松本だった。
ちょうどいい感じに各駅停車で
地元の人たちと同じ電車で
山々を眺めながら到着した。
待ちこがれた雪はない。
私たちには十分寒いのだが街の人たちは薄着。
ずっと観に行きたいね、といっていた
松本城も登ってみた。
次の日はバスで高山に行った。
途中で雪が降って来てみんなうきうき。
自分で運転できないだろう山道を通り過ぎて
さるぼぼの街に到着した。
下の娘は小さなつららをぽきんと折って
アスファルトに文字を書いた。
朝市で母へのれんのお土産を買う。
ダディーと子供達は川での雪玉投げにご執心。
そしてとうとう最終目的地は
白川郷だとつたえると
上の娘はやっぱりねえ、という。
ちびちゃんは、やったー世界遺産だ!
高速道路の整った白川郷についた日は
ちょうど雪の降り始めだった。
初めて見る合掌造りに圧倒され
室内の広さに豊かさを感じる。
ここは人里離れていたと思うけど
きちんと収入のすべがあったんだな、という感じ。
それは江戸時代の硝煙と養蚕業だったと
合掌造り民家園で学んだ。
世界遺産の中の民宿では
囲炉裏の部屋で夕ご飯をいただいて
みんなでことわざかるたをしていると
すぐ眠くなってしまった。
夜、どーんという大轟音とともに
雪の固まりが大屋根からすべり落ちる。
それは地震か雷かという音響だった。
すこしべそをかく子供。
この音を身をもって体験できるだけでも
ここに来てよかったな、と思う。
翌朝は白銀の世界で
家族三人で雪合戦。
カメラマンの私は雪玉をよけて
展望台への道を探す。
でも雪に閉ざされて展望台は断念。
よくみる鳥の目の眺望の白川郷には逢えなかった。
それでもシンプルな白の世界の中の
実をつけた柿の木の見え隠れする暖色に目を奪われ
人の手をかけて保存される合掌造りの
あちこちに息づくぬくもりを感じていた。
青春18切符の旅の終わりに
江戸時代から明治までかけた
日本の歴史に思いを馳せたのは
家族の中で私だけはなかったらしい。
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野生の風
http://mayscafe.exblog.jp/15985060/
2011-02-28T03:42:49+09:00
2011-02-28T03:43:17+09:00
2011-02-28T03:43:17+09:00
4halfmoonbay
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ブログもとんとご無沙汰のまま
5ヶ月くらいたってしまった。
ここ一年半は長女の受験につきあって
勉強ばかりしていた。
英検を一緒に受けてみたり
過去問を制限時間内に解いてみたり
途中で何度も話し合ってぶつかりあって
夏休みに進学塾はやめてしまった
一教科一科目受験は
私たち家族の大きな賭けだった
受験日の前日の夜は漢字練習を
入試当日にやるべきか悩んだ
そんなことはおくびにも出さず
2/1には一緒に試験会場にむかったけれど
どんなにその前がぼろぼろでも
土壇場で本番に強い彼女は
何度もHPのビデオをみていた
あこがれの学校に合格した
そんな彼女と抱き合って喜んで
私たちの中学入試は終わった
一ヶ月が経って緊張もとけて
やっと平穏な日々が戻ってきた
これからはまた山で走り回ったり
海で波に揉まれたりできるかしら
それとも中学に行ったら
手を離れて部活に夢中になるかしら
でも彼女の中に吹いている野生の風は
自然の中に彼女を呼び戻すだろう
すっかりサッカー熱にやられている妹にも
この風の心地よさを味わってもらいたい
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Witch's night party!
http://mayscafe.exblog.jp/15363809/
2010-10-28T14:06:00+09:00
2010-10-28T14:08:14+09:00
2010-10-28T14:06:50+09:00
4halfmoonbay
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魔女たちがあつまって
ハロウィーンパーティ
食べて笑って大騒ぎ
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夏の終わりに
http://mayscafe.exblog.jp/15059761/
2010-09-03T12:54:00+09:00
2010-09-03T13:03:09+09:00
2010-09-03T12:54:42+09:00
4halfmoonbay
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私にとってとても長かった
夏休みがやっと終わった。
子供達はアメリカに行ったあと
あまり出歩けなかったけど
一度レンタカーを借りて
城ヶ島までドライブした。
海辺の生き物観察のあと
初めてするシュノーケリング。
石鯛みたいな縞しまの魚が
岩場に集まっているのを見つけて
ねねは自分の手柄に鼻高々。
たんたんは温泉気分で潮溜まりで笑う。
海で快適に泳げればいいと
始めたスイミングをやめたたんたんは
また別の水との戯れ方を
見つけた夏だった。]]>
命の日
http://mayscafe.exblog.jp/14939578/
2010-08-12T20:23:00+09:00
2010-08-13T05:39:33+09:00
2010-08-12T20:23:19+09:00
4halfmoonbay
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今日は二年前に父が逝った日だ。
夜明けにかけて空に登って行った。
最後の瞬間まで母を待っていて
安心したように息を引き取った。
その時間帯を思い出しながら
ベットで横になっていた。
私たちの部屋に来た長女に
そういえばねねが生まれた翌年は
あなたが生まれたときのことを
その時間帯に思い出していたなあ、と言った。
この世に来る瞬間と
あの世に去る瞬間
どちらも大事な命の日なんだろう
と父の命日にぽつりと思う。]]>
星ふる橋
http://mayscafe.exblog.jp/14915101/
2010-08-08T13:21:00+09:00
2010-08-08T20:21:14+09:00
2010-08-08T13:21:12+09:00
4halfmoonbay
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実家そばの沼のほとりの
花火大会に遊びに行った。
一昨年は不況のため
中止になった二市合同の花火。
今年はどうしても開きたいと
市民の募金なども募ったそうだ。
その甲斐あって夕暮れ後の
大空に昨夜花開いた。
沼にかかる橋の上では
人は鈴なりになって見物している。
通りかかる車も通り過ぎるのが惜しくて
星がふってくるような花火に見とれていた。]]>
たまり場
http://mayscafe.exblog.jp/14909029/
2010-08-07T09:38:00+09:00
2010-08-08T13:23:10+09:00
2010-08-07T09:38:35+09:00
4halfmoonbay
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子供達も帰ってきて
我が家の夏休みも本番だ。
この間はfmのレポーターが
近所の浜に来ていると聞いた。
地元の人がのんびりしている浜から
観光客が目白押しの浜へ
海伝いにどこかで会えるかなと
探しながら歩いた。
残念ながら彼には会えなかったけれど
仲良しの友達家族に会えた。
プールにいけばたんたんの同級生が
沢山泳いでいて
何人か集まってビーチボールで
プールバレーボールをする。
夏のたまり場はやっぱり水辺だ。
何にも約束してなくても友達に会えるっていいな。]]>
ガスパチョ
http://mayscafe.exblog.jp/14832956/
2010-07-25T04:45:00+09:00
2010-07-26T14:15:27+09:00
2010-07-25T04:45:26+09:00
4halfmoonbay
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ガスパチョがマイブームである。
暑いお昼時のお供だ。
皮をむいて、胡瓜と玉葱と大蒜を加えて
塩とワインビネガーとオリーブオイルをまぜて
ミキサーでガガッーと作る。
冷やしてもいいし、氷を浮かべてもいい。
トマトは勿論熟れたのがいい。
八百屋さんで買ってきたのは少し固いから
二三日置いてから皮をむくために
熱湯に入れることが多い。
週末母のところにいったら
畑からトマトを頂いてこよう。
彼女の畑のトマトは鈴なりになっているから
きっと美味しいガスパチョが何杯もできるだろう。]]>
水中花
http://mayscafe.exblog.jp/14816237/
2010-07-22T08:01:00+09:00
2010-08-08T20:22:35+09:00
2010-07-22T08:01:52+09:00
4halfmoonbay
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昨日は地元の花火大会だった。
ダディーの学生さんとmiyuさんが遊びにきてくれた。
この時期例年いろいろあって
地元の花火大会を観に行くのは初めてだった。
沖に設置した花火の発射台から
まだすこし明るい空にあがり始める。
子供達は呆然と空をあおいでいる。
海岸はいい感じで隙間があって人が行き来している。
息をつめて撮影していると
間が随分あくことがあって
そして次の花火は違う場所から
あがったりするのでふいをつかれる。
水中花火は花火師が手の上で火をつけて
それを海に投げ込むのだそうだ。
ときどき水中でなく空中で炸裂するので
妙に低い位置な時があったのはそれでか。
夏の夜にのんびり浜にすわって
まったりと見物して過ごすのも悪くない。
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夏時間
http://mayscafe.exblog.jp/14797854/
2010-07-19T08:54:00+09:00
2010-07-19T09:30:01+09:00
2010-07-19T08:54:27+09:00
4halfmoonbay
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秋生まれの女の子は早起きだ、という
統計があるそうだ。
丁度、日が短くなるので
光に対する感覚がするどくなるという。
ねねは本当にそんな子だった。
日の出とともに起きてくる。
夏はいつも四時台だった。
10代になった今は少しおそくなったけれど。
長女につきあうために
私の目覚まし時計は朝の始発電車になった。
だいたい4:57ごろ
がたんごとんとやってくる。
あーぁ、起きなくっちゃと
ベットの中うだうだしてから立ち上がる。
今日なんかは6:15に起きたら
ダディーにちょっと遅いね、と言われる。
特にすることも決まっていない休みの日なんだけど
5時台に起きるのが癖だからね、と笑う。
海開きが終わったので9:00-5:00まで
サーフィンのできない彼は
その前に海に急がなくっちゃ、と慌てて
ボードにワックスを塗って自転車に乗り込んだ。]]>
海の日の入り口
http://mayscafe.exblog.jp/14790056/
2010-07-17T21:38:20+09:00
2010-07-17T21:38:16+09:00
2010-07-17T21:38:16+09:00
4halfmoonbay
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海の日の三連休が始まった。
子供達はすでにアメリカ。
今年の七月はちょうど
12 年前に戻ったみたいに
夫婦二人でのんびりと
海岸を散歩している。
去年は空の巣症候群で
子供達がいないことが寂しかったけれど
今は二人で気ままにすごしながら
同じ空間にいることを楽しんでいる。
こんなのも悪くないね。
あと10年もするとこれが普通なのかな。]]>
紫陽花
http://mayscafe.exblog.jp/14715329/
2010-07-05T08:36:00+09:00
2010-07-05T08:38:18+09:00
2010-07-05T08:36:45+09:00
4halfmoonbay
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紫陽花を見に来ない?と
母に誘いの電話をかけたのは
上の子の修学旅行と
英検が終わった翌日だった。
今年はすごく忙しいから駄目。
紫陽花は沼の遊歩道で見るわ。と断られた。
そんなあ、引退したのに
娘と紫陽花も見れないってどういうこと?
ちょっと憤慨したが、
母には母の付き合いがあるんだろうと納得した。
それから三週間して、
実は手首を骨折したんだ、と電話があった。
何ですぐ言ってくれないの?
びっくりしてすぐ実家まで飛んでいった。
母は包帯を首からさげて結構元気そう笑う。
指は紫で痛々しい、でもずっと良くなったんだよ。
近所の方にお世話になって
病院に行ったり、一皿をいただいたりしたそうだ。
二人で囲んだ食卓にもあふれるほど
そんな一品が並んでいて
母のご近所とのおつきあいの感じが
いい雰囲気で伝わってくる。
昨日はね、いつもママのエプロンの陰で
恥ずかしそうにしている男の子が
一人で息を弾ませて駆けて来て
たくさんシャボン玉を吹いてくれたのよ。
彼女も声を弾ませてそんな話をしてくれるので
こちらも心が弾む。
翌朝、洗濯物を干している
男の子のママに会ったので
あのシャボン玉は母の気持ちを
七色に輝かせてくれたみたいですよ、と言ったら
やさしい笑顔で微笑み返してくれた。
本当にありがとう。
これから10年は自分一人で生活したいから
どこまでご近所に助けられながら
自分でやっていけるか試したかった、と母。
そんな前向きで頑張り屋の母を見て
新しくできた公園の池にくる
トンボ達みたいに共存するっていいな、と思った。
家の中に閉じこもって梅雨空みたいに
ぐちゅぐちゅしていた自分に
すかっと一発
喝をいれられた出来事だった。]]>
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