流れの横で
子供達がアメリカに行ってしまったので
朝から時間がある。
そうだ、学校が始まる前の時間に
出かけてしまおう。
途中でたんたんの隣の席だった子にあう。
いってらっしゃい、というと、にこっと笑ってくれた。
他の学区に入ったら、小さい子が川をみている。
大きい子が今日は早く帰れるから、学校にいこうよ、と誘う。
山の入り口について源流付近で撮影してたら
おじいさんが通りかかる、おはようございます、と挨拶する。
このあたりにコップを置いて清水を飲めるようにしていたのですが。
そういえばこの頃見なくなりましたね。
しばらく冷たい小川に足をつけて清涼感を楽しんで
また山を登り始めた。
秋に紅葉が綺麗になるであろう場所で
ぜいぜい息を切らす。やっぱり最近歩きが足りなかったんだな。
長いハイキングコースの最後の方だけ歩くつもりだったら
終点にもうすこし先があることがわかった。
ちょっと見に行くつもりで歩き始めたら、人がやっと通れる道だ。
蝶が迷惑そうに舞って、ハエもぶんぶんうなる。
ああ、お呼びじゃなかったのね。
ごめんなさいね。
やっと降りた終点はまだ行ったことのない住所だった。
山とは違って照りつける太陽が肩にじりじりする。
朝通った道にやっと戻ったころは足が重い。
やっとのことで帰り着くともうとっくに小学生は家に戻った時刻だった。
by 4halfmoonbay
| 2009-07-17 07:29
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